Apple公式サイトで用意されているPaidy(ペイデイ)の36回プラン。
高いiPhoneを分割で購入できる便利なサービスです。
しかも分割手数料は0円。「これなら無理なく買えそう」と感じている方も多いはずです。
ただ、いざ申し込もうとすると「手数料0円って本当?」「3年も払い続けて大丈夫?」「審査に落ちたりしない?」と、いろいろ不安が出てきますよね。
うまい話に見えるほど、「何か落とし穴があるんじゃないか」と慎重になるのは当然です。
結論から言うと、iPhoneをペイディ36回払いで買うときには、契約前に知っておくべきデメリットが5つあります。
どれも「知らずに契約してから気づく」とダメージが大きいものばかりです。
逆に言えば、これらを理解した上で使えば、ペイディは月々の負担を抑えられる便利な選択肢になります。
ということで今回は、iPhoneをペイディ36回払いで買うときの5つのデメリットを、仕組み・審査・支払い・買い替えの注意点まで、網羅的に解説していきます。
最後まで読めば、「自分はペイディ36回払いで買っても大丈夫か」がはっきり判断できるはずです。
1. iPhoneペイディ36回払いのデメリットは大きく5つ|まず全体像を押さえる
最初に、この記事で解説するデメリットの全体像を押さえておきましょう。
ペイディあと払いプランApple専用は、分割手数料0円で月々の負担を抑えられる便利な仕組みです。
ただ、便利な反面、契約前に知っておきたい注意点が5つあります。
どれも、申し込む前に知っておくだけで損を避けられるものばかりです。
『手数料0円』という言葉だけで判断するのは危険です。デメリットを5つとも押さえてから、自分に合うかどうかをじっくり判断していきましょう!
iPhoneペイディ36回払いの5つのデメリット
まず、この記事で解説する5つのデメリットを先に一覧で見ておきましょう。
それぞれの詳しい中身は章3以降で掘り下げていきます。
ペイディが向いている人・向いていない人
デメリットを踏まえると、ペイディ36回払いが向いているのは「端末価格そのものより、回線の自由度や支払いの分散を優先したい人」です。
逆に「とにかくiPhoneを一番安く手に入れたい人」には、キャリア乗り換えの方が合っている場合が多くなります。
- ✓ 今の回線(格安SIMなど)はそのままで、端末だけ分割で買いたい
- ✓ クレジットカードを使わずに分割で買いたい
- ✓ SIMフリー端末を好きな回線で自由に使いたい
(ahamo・楽天)
- ✓ iPhoneの端末代そのものを安くしたい
- ✓ ちょうど回線の乗り換え(MNP)も検討している
- ✓ 2年ごとに新しいiPhoneへ買い替えたい
該当する項目が後者に多かった方は、ペイディで定価のまま払う前に、章5のキャリア比較まで読んでみてください。
判断の軸が変わるかもしれません。
次の章2では、そもそもペイディあと払いプランApple専用がどんな仕組みなのか、最初に整理しておきましょう。
2. ペイディあと払いプランApple専用とは?36回払いの仕組みを最初に押さえる
デメリットの話に入る前に、まずペイディあと払いプランApple専用がどんな仕組みなのかを押さえておきましょう。
ここを理解しておかないと、後半のデメリットの意味が正しく伝わりません。
ざっくり言うと、Apple製品を買うときだけ使える、分割手数料0円の後払いサービスです。
ペイディあと払いプランApple専用は「Apple専用の別枠」
ペイディには通常の「あと払いペイディ」と、Apple製品専用の「あと払いプランApple専用」の2つがあります。
このApple専用プランは、Apple公式サイトやApple Storeでの購入時だけ使えるもので、通常のペイディ枠とは別の利用枠が用意されています。
利用限度額はApple専用枠で最大50万円以上に設定されることもあり、高額なiPhoneやMacでも分割で買いやすいのが特徴です。
ただし、初回は3万円程度の枠から始まり、利用実績に応じて増えていくケースもあります。
iPhoneは1回・24回・36回から選べる|手数料は0円
ペイディあと払いプランApple専用では、製品ごとに選べる分割回数が決まっています。
iPhoneの場合は、1回・24回・36回の3つから選べます。
そして大事なのが、分割手数料は0円という点です。
つまり、36回払いにしても金利が上乗せされることはありません。
ただし、これは支払い方法によって少し条件が変わります。
ポイントは支払い方法です。口座振替なら完全に無料ですが、コンビニ払いだと毎月手数料がかかってしまいます。36回続くと地味に効いてくるので、口座振替に設定しておくのが良いです。
24回目に「買い替えオプション」がある|ただし残債免除ではない
ペイディ36回払いには、もうひとつ知っておきたい仕組みがあります。
それが買い替えオプションです。
24回目の支払いを終えると、新しいiPhoneへの買い替えオプションに申し込めるようになります。
このとき、手持ちのiPhoneの下取り査定が行われ、その下取り額で残りの支払い(残債)を返済できる仕組みです。
ここで多くの方が「キャリアの返却プログラムと同じで、返せば残債が免除されるんだ」と勘違いしてしまいます。
ただ、これは正確には違います。
ペイディの場合は「返却で免除」ではなく「下取り額で相殺」する仕組みです。
この違いは損得に直結するので、章4で詳しく解説します。
ペイディあと払いプランApple専用の申し込み〜購入の流れ
実際に使うときの流れも見ておきましょう。
アプリのダウンロードから購入完了まで、最短5分で進められます。
ペイディあと払いプランApple専用|申込みから購入までの7ステップ
アプリ登録から決済まで、最短5分で進められる
※ 一度審査に落ちると再申し込みできない仕様のため、入力情報は正確に整えてから進めるのが安心です。
※ 分割手数料は0円ですが、コンビニ払いは1回ごとに手数料がかかります。長期で払うなら口座振替がおすすめです。
仕組みと流れがわかったところで、次の章3では、いよいよ本題のデメリットを5つ詳しく見ていきましょう。
3. iPhoneペイディ36回払いの5つのデメリットを徹底解説
ここからが本題です。
ペイディ36回払いは便利な仕組みですが、申し込む前に知っておくべきデメリットが5つあります。
どれも「知らずに契約してから気づく」とダメージが大きいので、ひとつずつ見ていきましょう。
デメリット①:端末はAppleの定価のまま|1円も安くならない
最大のデメリットは、すでに章1でも触れた通り、端末がAppleの定価のままという点です。
ペイディはあくまで「定価を分割で払えるようにする」サービスです。
端末そのものを値引きする仕組みではありません。
たとえば定価15万円のiPhoneを36回払いにしても、トータルで払うのは15万円。手数料が0円なだけで、端末代は1円も下がらないんです。
一方、ahamoや楽天モバイルへ乗り換えると、端末割引が効いて実質1円〜数万円台まで下がるケースがあります。
つまり、同じiPhoneでも「ペイディで定価を払う」か「キャリアで割引を受ける」かで、トータルの支払額が数万円〜10万円近く変わってくる場合があるということです。
ここはペイディを検討する上で一番大事なポイントなので、章5の比較でしっかり確認してください。
デメリット②:最長3年の長期分割|他のローン審査・与信枠に影響する
2つ目は、36回払い=最長3年間という長期の分割になることです。
手数料0円とはいえ、3年間「未完了の支払い」を抱え続けることになります。
これが問題になってくるのが、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの新規審査のときです。
ペイディの分割払いは「分割払いの残高」として扱われるため、人によっては他のローンの審査や与信枠に影響してしまう場合があります。
近いうちに大きなローンを組む予定がある方は、審査に響く可能性があることを理解しておきましょう。
『手数料0円だから実質タダで分割できる』と思いがちですが、与信の世界では36ヶ月分の残高がきちんとカウントされます。住宅ローンを検討中の方は特に注意しておきましょう。
デメリット③:審査がある|一度落ちると再申し込みできない
3つ目は、ペイディあと払いプランApple専用には審査があることです。
そして注意したいのが、一度審査に落ちると申し込みボタンが表示されなくなり、再審査ができない仕様になっている点です。
審査基準は公開されていませんが、一般的に次のような場合は通りにくいとされています。
申し込みは慎重に、入力情報を正確に整えてから進めるのが良いです。
デメリット④:コンビニ払いの手数料・支払い遅延のリスク
4つ目は、支払い方法と遅延に関するデメリットです。
分割手数料は0円ですが、コンビニ払いを選ぶと1回ごとに手数料がかかってしまいます。
税込24,999円以下なら120円、25,000円以上なら390円。これが36回続くと、トータルで地味な出費になってしまいます。
口座振替なら無料なので、長期で払うなら口座振替に設定しておきましょう。
さらに気をつけたいのが、支払い遅延です。
ペイディは信用情報を扱うサービスなので、支払いに遅れると遅延手数料がかかるだけでなく、長期になれば信用情報に記録が残る可能性があります。
信用情報に傷がつくと、将来の住宅ローンやカード審査に影響してしまうので、支払日(翌月27日)の管理は計画的に行う必要があります。
デメリット⑤:買えるのはSIMフリー端末のみ|通信費は別途かかる
5つ目は、見落とされがちですが重要なデメリットです。
ペイディで買えるのはApple版のSIMフリーiPhoneだけで、通信契約(回線)は別途必要になります。
つまり「端末をペイディで分割」+「通信費は別のキャリア・格安SIM」という二重の支払いになります。
これ自体は悪いことではありません。
ただ、キャリア乗り換えなら「端末割引+通信プラン」をセットで申し込めるため、端末代が大きく下がるケースがあります。
端末だけ定価で分割するペイディは、トータルコストで見ると割高になりやすい、という点は押さえておきましょう。
逆に言えば、これらのデメリットが気にならない方、たとえば回線はそのままで端末だけ分割したい方には、ペイディは合理的な選択肢になります。
ここで気になるのが、章2でも触れた「24回目の買い替えオプション」です。
「24回目に返却すれば残債が免除されるなら、結局おトクなんじゃないの?」と思った方も多いはずです。
ただ、これには大きな誤解があります。
次の章4で、その本当の仕組みを正確に解説します。
4. 「24回目で残債免除」は間違い|ペイディ買い替えとキャリア返却の違い
ネット上の解説記事では、ペイディ36回払いを「残価設定型ローン」「24ヶ月で返却すれば残債が免除される仕組み」と説明しているものが見られます。
ただ、これは正確ではありません。
ここを間違って理解したまま契約すると、買い替えのタイミングや損得を読み違えてしまうので、しっかり整理しておきましょう。
誤解①:24回目に返却すれば、残りの支払いが免除される
まず、よくある誤解がこれです。
ペイディの買い替えオプションは、24回目の支払い後に新しいiPhoneへ買い替えるとき、手持ちのiPhoneを下取りに出す仕組みです。
その下取り査定額を残りの支払いに充てることで、残債を返済できます。
下取り額が残債を上回れば、余った分は新しいiPhoneの代金から割引されます。
逆に、画面割れや大きな傷などで下取り額が下がると、残債を全額カバーできず、差額を負担することになる場合があります。
つまり「返せば必ずタダ(免除)」ではなく、「端末の状態しだいで損得が変わる」という点が、キャリアの返却プログラムとの大きな違いです。
誤解②:いつ返却しても同じようにおトクになる
もうひとつの誤解が、タイミングに関するものです。
ペイディの買い替えオプションで最もメリットが出やすいのは、24ヶ月目から2ヶ月以内に手続きするケースです。
このタイミングだと下取り額が残債を上回りやすく、残りの支払いをカバーしつつ、新しいiPhoneも安く買える可能性があります。
ところが、このタイミングを逃してそのまま25回目以降を払い続けると、結局は定価を最後まで払うだけになってしまいます。
ここが落とし穴です。『36回払いだから3年使える』と考えていると、一番おトクな買い替えタイミングを逃してしまいます。買い替え前提なら、24ヶ月目という期限を必ずカレンダーに入れておきましょう。
キャリアの返却プログラムとの違いを整理
ペイディの買い替えオプションと、ドコモ・au・ソフトバンクなどキャリアの返却プログラムは、似ているようで仕組みが違います。
どちらが優れているという話ではなく、仕組みが違うので「免除されるはず」という思い込みで動くと損をする、ということです。
仕組みを正しく理解したところで、次の章5では、いよいよ「ペイディで定価36回払い」と「キャリア乗り換え」では2年トータルでどっちが得なのかを、具体的な数字で比較していきます。
5. ペイディ定価36回払い vs キャリア乗り換え|2年でどっちが得?
ここまでで、ペイディ36回払いの一番のデメリットが「端末が定価のまま」という点だとお伝えしてきました。
では、実際にどれくらい差が出るのか。
ここでは、同じiPhoneを「ペイディで定価のまま36回払い」した場合と、「キャリアに乗り換えて端末割引を受けた」場合で、端末負担を比較してみましょう。
同じiPhoneでも、端末割引の有無で数万円変わる
たとえば定価が約15万円のiPhoneを例にしてみます。
ペイディ36回払いの場合、分割手数料は0円ですが端末割引もないので、トータルで払うのは定価の約15万円です。
一方、ahamoへ乗り換えて対象のiPhoneを購入すると、端末割引が最大58,201円。実質負担は約9万円台まで下がる計算になります。
つまり、同じiPhoneでも乗り換えるかどうかだけで、5万円以上の差が生まれる場合があるということです。
iPhone(定価例 約150,000円)の端末負担イメージ
ペイディ36回払い(定価のまま)と、ahamo乗り換え(端末割引適用例)の比較
(定価のまま)
(端末割引適用例)
約58,201円
| 買い方 | 端末の負担 | 端末割引 |
|---|---|---|
| ペイディ36回払い | 150,000円 | なし(定価のまま) |
| ahamo乗り換え | 約91,799円 | 最大58,201円割引(例) |
| 楽天モバイル乗り換え | 割引+ポイント還元で変動 | 端末割引+ポイント還元 |
※ 定価・割引額は機種とキャンペーンにより変動します。定価は約150,000円のモデルを例に算出。
※ ahamoの割引は公式の「最大58,201円」を例に算出(対象機種・条件あり)。
※ 楽天モバイルも端末購入の割引+ポイント還元で実質負担を抑えられますが、金額は変動するため公式サイトでご確認ください。
ここが今回いちばんお伝えしたかったポイントです!『手数料0円だからペイディが安い』と思っていると、端末割引のあるキャリア乗り換えとの差額を丸ごと損してしまう可能性があります。
ペイディが合う人・キャリア乗り換えが合う人
もちろん、ペイディが悪いわけではありません。
回線を変えたくない方や、SIMフリー端末を自由に使いたい方には、ペイディは合理的な選択肢です。
使い分けの目安を整理しておきましょう。
- ✓ 今の回線(格安SIMなど)はそのままで、端末だけ分割で買いたい
- ✓ クレジットカードを使わずに分割で買いたい
- ✓ SIMフリー端末を好きな回線で自由に使いたい
(ahamo・楽天)
- ✓ iPhoneの端末代そのものを安くしたい
- ✓ ちょうど回線の乗り換え(MNP)も検討している
- ✓ 2年ごとに新しいiPhoneへ買い替えたい
どちらに多く当てはまるかで、合う買い方が見えてきます。迷う方は、後半の診断でチェックしてみてください。
iPhoneを「とにかく安く」手に入れたいなら、端末割引のあるキャリア乗り換えが有力です。
特にahamoは乗り換えで端末割引が大きく、楽天モバイルは端末購入の割引に加えてポイント還元も狙えます。
それぞれの最新の割引額は変動するので、申し込み前に公式サイトでチェックしておくのが良いです。
とはいえ、「結局、自分はペイディとキャリアどっちが合うの?」と迷う方も多いはずです。
次の章6で、かんたんな診断を用意したので、直感で答えてみてください。
6. ペイディ一括 or キャリア乗り換え、あなたはどっち?(かんたん診断)
ここまで読んで、「自分の場合はペイディと乗り換え、どっちが合うんだろう?」と迷っている方も多いはずです。
そこで、5つの質問にA/Bで答えるだけの診断を用意しました。
直感で選んでみてください。
最後の質問まで答えると、あなたに合った買い方が自動で表示されます。
あなたはペイディ?乗り換え?
以下の質問に対して、直感で『A』か『B』を選んでみてください。
診断の結果はいかがでしたか?
「キャリア乗り換えの方が合っていそう」という結果が出た方は、こちらから最新の割引額をチェックしてみてください。
次の章7では、ペイディ36回払いについてよく寄せられる質問に、まとめてお答えしていきます。
7. iPhoneペイディ36回払いのよくある質問(FAQ)
最後に、ペイディ36回払いについてよく寄せられる質問にお答えしていきます。
ペイディの審査に落ちたら、もう申し込めない?
ペイディあと払いプランApple専用は、一度審査に落ちると申し込みボタンが表示されなくなり、すぐの再申し込みはできない仕様です。
審査落ちの原因としては、過去の滞納・未払い、収入や返済能力の不安定さ、入力情報の誤りなどが挙げられます。
時間を空けて利用実績を積むことで、将来的に通る可能性はありますが、確実ではありません。
申し込み前に、入力情報を正確に整えておくことが大切です。
途中で一括返済(繰り上げ返済)はできる?
ペイディあと払いプランApple専用では、残りの支払いをまとめて返済することも可能です。
分割手数料は0円なので、繰り上げ返済をしても利息面で損得はありませんが、手元資金とのバランスを見て判断するのが良いです。
長期の固定負債が心理的に気になる方は、ボーナス時などにまとめて返済する選択肢もあります。
コンビニ払いだと損をする?
分割手数料は0円ですが、コンビニ払いは1回ごとに手数料(税込24,999円以下は120円、25,000円以上は390円)がかかります。
36回続くと地味な金額になってしまうので、長期で払うなら口座振替に設定しておくのが良いです。
口座振替なら分割手数料・支払手数料ともに無料です。
ペイディで買ったiPhoneは、途中で売却できる?
支払いが残っている端末でも、所有権は購入者にあるため売却自体は可能です。
ただし、売却してもペイディへの支払い義務はなくなりません。
売却代金で残債を一括返済する、といった使い方になります。
なお、24回目以降の買い替えオプションを使う予定がある場合は、その下取りに出す前提で考えておく必要があります。
ペイディとキャリアの乗り換えは併用できる?
できます。
たとえば「端末はペイディで分割購入し、回線は格安SIMやキャリアで契約する」という使い方です。
ただし、章5で見た通り、キャリア乗り換えで端末を買うと端末割引が受けられるケースが多いため、端末代を安くしたいなら「端末も回線もキャリアでまとめる」方がトータルでは安くなりやすいです。
どちらが合うかは、章6の診断を参考にしてみてください。
ペイディ36回払いは「残価設定型」なの?
正確には違います。
ネット上では「残価設定型」「返却で残債免除」と説明されることがありますが、ペイディの買い替えオプションは「下取り査定額で残債を相殺する」仕組みです。
端末の状態によって下取り額が変わるため、「返せば必ず免除」ではありません。
詳しくは章4で解説しています。
8. まとめ|ペイディ36回払いは「定価の罠」を理解してから選ぶ
最後に、今回の要点を整理します。
iPhoneをペイディ36回払いで買うときのデメリットは、次の5つでした。
そして、いちばん大事なポイントがこれでした。
ペイディは分割手数料0円ですが、端末は定価のままです。
同じiPhoneでも、ahamoや楽天モバイルへ乗り換えれば端末割引が効いて、実質負担が数万円〜大きく下がる場合があります。
定価例15万円のiPhoneなら、ahamoの端末割引(最大58,201円)で実質9万円台まで下がる計算でした。
「手数料0円だからおトク」と思って定価で36回払いを組むと、この差額を知らないうちに損してしまう可能性があります。
また、「24回目に返却すれば残債免除」という説明もよく見かけますが、これは正確ではありません。
ペイディは「下取り査定額で残債を相殺する」仕組みで、端末の状態やタイミング(24ヶ月目から2ヶ月以内)によって損得が変わります。
回線をそのままにしたい方には、ペイディは合理的な選択肢です。
一方で、iPhoneをとにかく安く手に入れたい方や、ちょうど回線の乗り換えも考えている方は、ペイディで定価を払う前に、ahamo・楽天モバイルの最新の端末割引をチェックしておくと損しにくいです。
割引額はキャンペーンによって変動するので、検討するなら早めに公式サイトで確認しておくのが良いです。